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入社11年目

苦労して取ってきたデータが保全対策や政策に活用された時は、仕事としてのやりがいを強く感じます。

入社11年目

この会社に決めた理由は何ですか?

私は子供の頃から生き物が好きで、生き物に関わる仕事がしたいと思い就職活動をしていました。その中で、「生物に学び、自然に還る」というキャッチフレーズのとおり、当社では自然環境や生物に係る仕事を幅広く行っており、「面白そうな会社だな」と思いました。

さらに、現地調査からとりまとめまで一貫して行う会社であることに魅力を感じ、入社の決め手になりました。

現在携わっている仕事内容について教えてください。

国立公園の計画作りなどに携わっています。現在、2030年までに国土の30%以上を自然環境エリアとして保全しようという「30by30」という国際的な目標が掲げられ、国立公園のエリア拡大についても検討が進められています。国立公園になると地域の状況に応じた規制を掛けることができ、貴重な自然を守ることに繋がりますが、土地所有者の方の権利を阻害することのないように配慮する必要があります。

こうした背景の中、発注者の依頼をもとに、国立公園として守るべき貴重な自然が残る場所を探し出し、地域の方や研究者、行政の方などと調整をしながら、国立公園の計画を作ったり見直しをしたりする作業の支援をしています。

やりがいを感じる瞬間は?

仕事のほとんどは関係者との調整や資料作成などの裏方が多く、地味な作業も多いです。しかし、作成に何年も掛かった計画が無事に完成し、その仕事の評価をもとに信頼を得られたり、提案を求められたりする事もあり、そうした時はコンサルとしてのやりがいを感じる瞬間かと思います。

また、入社後数年はひたすら現場で生物調査に明け暮れていましたが、そうした経験によって「自然を見る目」が養われ、計画作りにも大いに活きていると感じます。会社のキャッチフレーズを少しアレンジして、「生物に学び、社会に還す」を個人の目標にしています。

就職活動中の皆さんへ一言!

環境コンサルタントの仕事は、自然環境に関する科学的知識をベースにしながら、発注者や研究者、民間の方など多くの方の間に立ち、正解のない問題に対し、より正解に近い答えを見つける仕事だと思います。求められる能力も多いですが、当社では生き物が好きな人、体を動かすのが好きな人、デザインが好きな人、プログラミングが好きな人、人と話すのが好きな人など、個性的な社員がそれぞれの持ち味を活かしながらチームで働いています。

就職活動で悩むことも多いと思いますが、自分の持ち味をどうすれば活かせるか、考えてみると良いと思います。就職活動頑張ってください!