幼い頃から動物に関わる仕事がしたいと思っており、大学では畜産をはじめ野生動物やコンパニオンアニマルについて学びました。そこで、家畜と野生動物のインターフェイスに関する研究をしたことがきっかけで、人と動物の関係に興味を持ちました。大学でこの業界について知り、インターネット検索で「一成」を見つけました。生物についてもっと知識や経験を広げたかったので、全国を対象とし、調査からとりまとめまで自分で担当でき、森林や河川などのフィールドに出て生物と距離の近い仕事ができると感じました。会社訪問の際に、一成のことだけでなく業界について等も丁寧に説明してくださった社長の人柄が印象的だったこともあり、入社を決意しました。

入社後数年は本社（加古川）勤務でしたが、現在は希望により東京支店で勤務しています。現在は主に、法令に基づく方針や指針の改訂等を検討する業務を担当しています。改訂等を検討するために必要となる情報は、フィールド調査で収集することもありますが、文献調査や専門家へのヒアリング等、オフィスワークも多く、様々な立場の人とコミュニケーションをとっていくことが重要になる仕事かなと思っています。また、私が勤務している東京支店では、関東圏の山や川、都市公園等における生物・自然環境調査の業務も行っているため、フィールド調査にも出かけています。都市特有の生態系が形成されていて、他地域とは異なった新鮮さを感じながら、現場を楽しんでいます。

生態系に関する課題は明確な正解が無いことも多いため、悩むこともたくさんあるのですが、「良い方針案ができたね」、「丁寧な仕事で助かる」等と、関わった人たちに喜んでもらえると、頑張ってよかったなと思います。

個人的な当社のオススメポイントは、生物に関連する様々な仕事の経験を積むチャンスがあることだと思います。社会人として得られる経験は配属先に左右されるかと思いますが、当社は部署を超えてフレキシブルに仕事をこなしているので、配属先の仕事以外でも「行きたい！」と言えば、状況に応じて参加することができます。私はフィールド調査だけでなく、会議やイベント等、様々な仕事に連れて行ってもらったおかげで、できる仕事の分野が広がったと感じています。世の中には多くの会社があります。この機会にたくさんの会社を知り、働く人と話してみて、ネットには書かれていないことを感じてもらえるといいのではないかと思います。皆さんが自分に合った会社を見つけられるよう、祈っています。